利己的*1

利己的な遺伝子 <増補新装版>

利己的な遺伝子 <増補新装版>

30周年記念の新装版。
原著者の30周年の寄稿序文、重要とされているピーターメダワー氏ら三者による書評、原書にあった索引(の翻訳)が追加収録されている。
それ以外の本文の内容は前回の改訂(第2版)と同内容*1。この本の旧装丁版*2はたくさん売れているようで、古本でも多く出回っている。どうしても経費を節約したい人はそれも良いかと。
内容を少し。いわゆる種族保存という仕組みは、自分の遺伝子を残そうという行動が結果として種を保存することになるという話。動物などの行動を見ていると、その方がしっくり来る場合も多いということ。それが利己的遺伝子の考え方の基本ですね。それ以外にも関連する話題が多数。

当該の書籍を購入しましたので、この記事は2006-5-14に修正しました。
記事修正の概略:2版から追加された内容を実際に本で確認して詳しくしました。

*1:ただし、文字すなわち組版が違っている

*2:ちょっとダサイ(笑