春の復刊

文庫一括復刊です。岩波の復刊は機を逃すと入手できないので、とりあえず買っておきましょうね。名古屋の紀伊國屋までわざわざ出かけて購入してきました。


スピノザ関係から二冊『神・人間及び人間の幸福に関する短論文』『スピノザ往復書簡集』前者は書いてある内容としては理解しやすいかもしれませんが、1955年初版のこの本は旧字体で組まれています。例えば、「実体」が「實體」になるという具合ですね。これは読みづらい。後者は1958年初版で、これは新字体になっていますね。

あとは哲学書三冊ライプニツ『形而上学叙説』フィヒテ『全知識学の基礎(上)(下)』ライプニツはあの微積分の発見者ライプニッツですね。フィヒテはカントの哲学を継承するドイツ観念論の哲学者ですが──。まあ、この三冊は読まないかもしれないですね(<読みなさい)。でも、資料として参照することはありそうです。ちなみにこの三冊も旧字体です。……ん? よく見たら旧かなづかいじゃないですか。(スピノザ短論文も)がびょーん。(もっとも、旧かなは書けと言われてもできませんが、読むのは可能ですね)