やすぱーす

本年最後と思われる「本の塔」はヤスパースの『哲学』です。三分冊になっておりまして、それぞれ『哲学的世界定位(哲学I)』『実存開明(哲学II)』『形而上学(哲学III)』と題されております。新品で買いますと本体価格で19000円もいたします。なので、古書店で購入。三十年以上経っている本ですが、高い。古書購入価格くらい(つまり一冊二五〇〇円前後)で新品が出版できないでしょうか。無理ですね。ヤスパースの主著ですから、文庫で出ませんかね。まだまだ古典ではないから版権が難しいんでしょうかね。