2冊の共通点

──は無いですけれど。

異邦人 fusion (集英社文庫)

異邦人 fusion (集英社文庫)

西澤氏のミステリはほとんどSFだと思うけれど、SFと言ってしまうと売れないんだ、多分。

柿の種 (岩波文庫)

柿の種 (岩波文庫)

物理学者にして夏目漱石の弟子*1という寺田寅彦のエッセイ集。
これはおもしろい。(まだパラパラと見ただけだけど)
各作品は短いので、これは、あれだ、ブログ。ブログの雰囲気ですね。昭和一桁時代のブログ。寺田氏の作品は「青空文庫」でも読めます。

*1:P212 自身を「〜俳句をも教わったため先生の私邸に出入りすることもできた果報もの」と書いている。